北日本病害虫研究会 --- The Society of Plant Protection of North Japan
北日本病害虫研究会報 目次

第54号(2003)目次


特別講演

薬剤耐性菌の新たな展開と防除のあり方
石井 英夫
1

報文


山形県庄内地域における過去31年間(1971年〜2001年)のいもち病発生の特徴
早坂 剛
7

イネ品種「まなむすめ」のいもち病菌に対する表皮細胞の反応
石川 志保・芦澤 武人・岩野 正敬
12

DNAフィンガープリント法を用いたイネ罹病置苗からのいもち病菌拡散の追跡
山田 真孝・根本 文宏
15

2000年および2002年に秋田県に分布したイネいもち病菌の個体群構造
村松 佳央里・藤 晋一・古屋 廣光・内藤 秀樹
18

岩手県における水稲主要病害虫の被害発生の地域性とリスク
沼田 芳宏・武田 眞一・築地 邦晃
23

シメコナゾール剤による稲こうじ病の防除適期
津田 幹雄・太田 昊・加藤 重博
29

土壌吸着がイネ体のシメコナゾール吸収およびイネ紋枯病防除効果に与える影響
津田 幹雄・加藤 重博
32

2000〜2002年の北海道における春まきコムギの赤かび病発生実態
相馬 潤・角野 晶大
35

2001〜2002年に北海道の春まきコムギから分離された赤かび病菌のデオキシニバレノール産生能
相馬 潤・角野 晶大
38

コムギ縞萎縮病の病徴発現に及ぼす気温の影響
大藤 泰雄
41

宮城県におけるチオファネートメチル剤耐性タイズ紫斑病菌の発生
門間 陽一・笹原 剛志・石井 英夫・小泉 信三
47

2002年の北東北におけるダイズわい化ウイルスの系統別発生分布
兼松 誠司・苫米地 慶・石黒 潔・榊原 充隆
51

Fusarium proliferatumによるツルムラサキ紫斑病(新称)
菅野 博英・青木 孝之
54

2000〜2002年に国内で分離されたホウレンソウべと病菌のレース
佐藤 衛・堀内 誠三・山内 智史
58

フルスルファミド粉剤局所施用によるキャベツ根こぶ病の防除
佐藤 剛・屋代 幹雄・松尾 健太郎・村上 弘治・對馬 誠也・古谷 茂貴・宍戸 良洋
60

宮城県におけるハクサイ根こぶ病の防除を目的としたコゼナダイコンの播種量の検討
関根 崇行・辻 英明・小林 雅文
62

土壌中のメロンつる割病菌レース1,2y密度と台木品種の発病
小松 勉・八木 亮治・堀田 治邦
64

露地夏秋キュウリにおけるホモプシス根腐病の発生
堀越 紀夫・藤田 祐子・平子 喜一
67

幼苗曝露法の利用によるネギさび病の急増期予測基準の検討
山影 博晶・柴田 智・佐山 玲
70

キク半身萎凋病の分生胞子接種濃度と発病
杉山 悟・野崎 雪音
72

モザイク症状のユリから検出されたpotyvirusについて
山本 英樹
74

Alternaria porriによるアリウム・ギガンテウム黒斑病(新称)
菅野 博英
76

秋期におけるリンゴ成葉の斑点落葉病抵抗性の品種間差
星 伸枝・仲谷 房治
79

リンゴ苗木の根部浸漬処理によるフルアジナム剤の白紋羽病および紫紋羽病に対する防除効果
雪田 金助
81

灰星病菌Monilinia fructicolaによるオウトウ果そう葉および幼果での病徴
佐々木 正剛・菅野 英二
85

セイヨウナシ輪紋病に対するストロビルリン系薬剤の防除効果
佐藤 健治・後藤 新一・加藤 智弘
88

ヒメナガカメムシによるイネ苗の吸汁被害
城所 隆・大場 淳司
93

宮城県における斑点米多発年の被害の特徴
大鷲 高志・神名川 真三郎・林 かずよ・日向 真理子
96

秋田県におけるアカヒゲホソミドリカスミカメに対する薬剤散布適期
新山 徳光・飯富 暁康
99

アカヒゲホソミドリカスミカメ越冬世代成虫の発生時期予測
土門 清・渡辺 和弘・吉村 具子
102

牧草地および雑草地におけるアカヒゲホソミドリカスミカメの発生と水田への移動
永峯 淳一
105

アカヒゲホソミドリカスミカメすくい取り調査による斑点米多発生確率の予測
渡辺 和弘・山村 光司・土門 清・阿部 雄幸
110

イネ科春雑草とイタリアンライグラスにおけるアカヒゲホソミドリカスミカメ成虫の餌植物選好性
菊地 淳志・小林 徹也
113

津軽地方におけるニカメイガ発生型の変化
市田 忠夫
115

水稲直播栽培におけるイチモンジセセリの被害解析
高橋 智恵子・城所 隆・星 信幸
119

水田内のクモ類,アカネ属トンボ幼虫およびユスリカ類成・幼虫に対する水稲初期害虫防除の影響
小山 淳・城所 隆
123

寒冷地におけるクモ類の捕食が水田内のツマグロヨコバイ密度に与える影響
小山 淳・城所 隆
126

ジャガイモヒゲナガアブラムシの初期防除が後期の発生密度に及ぼす影響
小野 亨・城所 隆・小山 淳・大場 淳司
130

タイズにおけるジャガイモヒゲナガアブラムシの発生生態と防除∨.各種粒剤の土壌施用による防除効果
上野 清
133

マキバカスミカメによる加害時のアズキ莢の生育ステージと子実被害の関係
岩崎 暁生
137

タバコガとオオタバコガの産卵特性
蔡 承一・昆野 安彦・松田 一寛
140

ヨトウガの性フェロモントラップに混入する対象外害虫と成分の関係
柿崎 昌志
142

フキを加害するクロハナアブ類の生活史について
鳥倉 英徳
145

タラノキを加害するセンノカミキリの昆虫病原性糸状菌Beauveria brongniartiiによる防除
永峯 淳一・石山 久悦・阿部 清
149

山形県最上地域におけるセンノカミキリのタラノキからの脱出消長
永峯 淳一・石山 久悦・阿部 清
152

ホップにおけるハリガネムシの発生
大友 令史・菊池 三寿・佐藤 由美子
154

ホウキグサの岩手県における害虫相
榊原 充隆・高篠 賢二
157

ニホンナシを加害するキクイムシ類に対する数種殺虫剤の防除効果
高橋 功
160

北海道におけるナシヒメシンクイ合成性フェロモントラップでの誘殺種とその誘殺消長
水越 亨
165

マシン油乳剤の「芽出し10日後」散布によるリンゴハダニ越冬卵の防除
石栗 陽一
170

秋田県のリンゴ園に導入されたオキシデンタリスカブリダニの土着カブリダニ類への影響評価
望月 雅俊・舟山 健・本郷 公子・望月 淳
174

青森県における果樹カメムシ類によるセイヨウナシの被害
村井 智子・小笠原 博幸
177

カスミカメムシ類幼虫によるカキの被害
佐藤 智浩・後藤 新一・北澤 由美
182

ドウガネブイブイによるモモの果実被害と防除対策
荒川 昭弘・岡崎 一博
185

クロバネキノコバエ類幼虫によるリンドウ苗の食害と防除対策
後藤 純子・藤沢 巧
189

クローバ類の栽培および牛ふん施用によるダイズシストセンチュウ密度低減効果
奈良部 孝
193

紙筒移植栽培ジャガイモのジャガイモシストセンチュウによる被害特性
串田 篤彦・植原 健人・百田 洋二
197
講演要旨

北海道における穂いもち追加防除の効果
白井佳代
201

保菌程度を異にするイネいもち病罹病種子に対する種子消毒の効果
小倉玲奈
201

2002年宮城県におけるイネ黄化萎縮病発病地域のイネ被害の特徴
神名川真三郎・林かずよ・大鷲高志
202

岩手県の防除体系における米の農薬残留
築地邦晃・菅千穂子
202

菌糸接種種子の利用によるコムギ紅色雪腐病の種子消毒試験法の改良
岩間俊太
203

宮城県に発生したチオファネートメチル耐性ダイズ紫斑病菌と各種代替薬剤の効果
笹原剛志・門間陽一
203

病原性を喪失したフザリウム菌株によるキャベツ萎黄病の発生抑制
吉田隆延・宮田雄一郎・有江 力・門田育生
204

フルスルファミド粉剤を施用した畑におとり植物を導入した場合のキャベツ根こぶ病防除効果
佐藤 剛・門田育生
204

山形県におけるスイカ炭腐病の初発生
加藤智弘・月星隆雄・石山久悦・斎藤克哉・佐藤健治
205

反射資材を利用したキュウリモザイク病の軽減効果
漆原昌二・細川 健
205

キュウリべと病増加初期におけるジメトモルフ剤による病勢進展抑制
勝部和則・猫塚修一
206

アスパラガス軟腐病の発生環境と電解水による防除法の検討
藤井直哉・佐山 玲・深谷富夫
206

イチゴ花部に発生したColletotrichum acutatumによる被害
平子喜一・堀越紀夫・吉田重信
207

短波長紫外線によるタラノキ促成栽培における腐敗防止法の検討
石山久悦・永峯淳一・阿部 清
207

宮城県で発生したカーネーションうどんこ病
日向真理子・林かずよ・伊藤陽子
208

リンドウ褐斑病の感染時期と防除適期
猫塚修一・勝部和則
208

山形県内の罹病リンゴ果実から分離された炭症病菌の菌種とその分布
後藤新一・吉田重信
209

固着性展着剤加用によるTPN剤のリンゴ主要病害に対する防除効果
佐藤 裕・水野 昇
209

アカネ属トンボ幼虫の羽化率に及ぼす殺虫剤の影響
菅 千穂子・築地邦晃・武田眞一
210

アカヒゲホソミドリカスミカメの簡易誘殺トラップ
石岡将樹・石川邦彦
210

アカヒゲホソミドリカスミカメの増殖に及ぼす温度の影響
木村勇司
211

イヌホタルイ多発圃場における斑点米の多発
斎藤誉志美・大友令史・中南 博
211

山形県における2002年度の斑点米多発について
滝田雅美・土門 清・上野 清・阿部雄幸
212

黄色粘着トラップによるイネヒメハモグリバエの発生消長調査と気象との関係
大場淳司・小野 亨・城所 隆・小山 淳
212

ジャガイモヒゲナガアブラムシ産卵虫の未交尾産卵
榊原充隆・兼松誠司
213

トマト黄化えそウイルス媒介試験に用いるペチュニアの諸条件
櫻井民人・井上登志郎
213

コナガ防除にセイヨウコナガチビアメバチを組み入れたキャベツの総合的害虫管理
高篠賢二・榊原充隆・野田隆志
214

物理的・生物的防除資材の露地メロンにおけるアブラムシ類防除効果
高部真典・鈴木勝治・金谷 正
214

秋田県仙北地方における2001年のカメムシ類によるリンゴの被害状況と被害解析
大隅専一・黒子 玲
215

福島県南会津地方においてブルーベリーへの加害が認められたハムシ類
柳沼久美子・須佐宏信
215

リンドウに発生したフシダニ類による被害
中村 淳・高倉 慎
216

岩手県のゴルフ場におけるシバツトガ成虫の発生消長
細川 健・千葉武勝・大友令史
216