北日本病害虫研究会 --- The Society of Plant Protection of North Japan
北日本病害虫研究会報 目次

第42号(1991)目次


特別講演


昆虫の気候適応
正木進三
1

報文

1990年に秋田県で発生したイネいもち病菌レース
園田亮一・深谷富夫・八重樫博志
5

1990年の岩手県におけるいもち病の発生と防除の実態
外舘光一・平野 稔・一守貴志・平野 裕
8

イネ紋枯病の病勢進展シミュレーションプログラムの適合性
武田真一
11

シミュレーションモデルによるイネ紋枯病の発生予測 第4報 薬剤散布と被害
太田惠二・嶋田慶世
16

イネ褐色菌核病の被害と紋枯病混発下における発病状況
佐久間比路子・田中 孝・藤田靖久・加藤智弘
20

株内伝染を示す白色稲こうじ粒の発生
本藏良三・三浦喜夫・辻 英明
24

もみ枯細菌病菌による苗腐敗症の育苗箱中での二次感染と発病苗の本田での枯死
半沢伸治・梶 和彦
27

東北地方における畦畔シロクローバのダイズわい化ウイルス保毒実態
御子柴義郎・藤澤一郎・本多健一郎
31

ダイズわい化病の発病時期が生育・収量に及ぼす影響について
藤田正男・山下一夫・石谷正博・熊谷憲治・遊坐次夫・森行勝也
34

秋田県におけるダイズ落葉病の発生分布調査と土壌中での菌密度
中島 隆・篠田信行・藤澤一郎
37

青森県南部地方におけるアズキモザイク病の病原ウイルス
山下一夫
40

十勝地方でのジャガイモヒゲナガアブラムシによるインゲン黄化病の感染時期
水越 亨・花田 勉・橋本庸三
42

インゲンマメつる枯病の防除と品種抵抗性
梶 和彦・武地誠一・半沢伸治・佐久間秀明
45

秋田県におけるシロクローバモザイクウイルス(WCMV)によるエンドウのウイルス病の発生
松本 勤・大河琢哉・長谷川 聡・井上正保
48

宮城県内で発生したソラマメえそモザイク症の病原ウイルス
中村茂雄・本藏良三
53

ソラマメえそモザイク症の感染時期別発病推移と被害状況
中村茂雄・本藏良三・増田俊雄
55

やませ地帯の春まきソラマメウイルス病防除試験
御子柴義郎・藤澤一郎・本多健一郎
57

トビムシ類によるキュウリつる割病原菌の摂食
松崎 巌
61

ニンニクにおけるニンニクモザイクウイルス及びニンニク潜在ウイルスのアブラムシ伝染
山下一夫・石谷正博・及川 健
64

リンドウ褐斑病の発生と防除
仲谷房治・高橋 哲
66

結露計利用によるリンゴ黒星病の初発生時期の予測
佐藤利美・田中 孝・鈴木雅光・卯月恒安・矢荻弘樹
69

リンゴ輪紋病の発生予察法に関する研究 第1報 柄胞子飛散に及ぼす気象要因の解析
尾形 正・落合政文
74

岩手県内のゴルフ場における芝草病害の発生実態
築地邦晃・平良木 武・平野 裕・武田真一
77

福島県におけるメッシュ気候図を利用したイネミズゾウムシ水田侵入盛期の推定 T.日別の最高・最低気温から求めた有効積算温度ならびに夕方の気温の精度
佐藤力郎・大沢守一・荒川市郎
80

イネミズゾウムシに対する額縁散布の防除効果 第1報 水面施用による防除効果
渋谷俊一
83

トビイロウンカによるイネの登熟後期における被害事例
飯富暁康・岸 達男
85

セジロウンカ,ヒメトビウンカ,トビイロウンカの加害が玄米の品質に及ぼす影響
石黒清秀・梁瀬正裕
88

山形県村山地方におけるツマグロヨコバイの多発生について
卯月恒安・佐藤利美・佐藤健治
91

湛水直播栽培におけるイネヒメハモグリバエの発生
永野敏光・藤崎祐一郎
94

山形県におけるコバネイナゴの発生時期の年次変動
横山克至・加藤智弘・渡辺和弘・斎藤 隆
97

殺虫剤によるアカスジメクラガメの防除と斑点米の発生
一守貴志・田中英樹・浦川福一・平野 稔
101

カメムシ類による斑点米の発生と部分防除の実用性
田中英樹・一守貴志・千葉武勝
103

アカスジメクラガメによる斑点米に対する割れ籾の影響
宮田將秀
106

野外から採集したジャガイモヒゲナガアブラムシの時期別有翅型率の変動
水越 亨
109

角状管から分泌される警報フェロモンに対するアブラムシ5種の反応性の違い
水越 亨
112

クビレアブラシ類の冬寄主モルフの発生期
鳥倉英徳
114

ソラマメに寄生するアブラムシ類の発生消長とインゲン黄斑モザイクウイルスの伝搬
菊地 修・増田俊雄
117

福島県におけるワタアブラムシの不完全生活環の推定
佐藤利朗・佐藤力郎・大沢守一・菅原パウロ
121

餌植物がワタアブラムシの殺虫剤感受性に及ぼす影響
菅原パウロ・佐藤利朗・佐藤力郎・大沢守一
124

新規浸透性殺虫剤(イミダクロプリド剤)およびシルバーテープによるダイズわい化病防除試験
本多健一郎・御子柴義郎・藤澤一郎・宮井俊一
126

ガンマキンウワバ幼虫の集団越冬および関連する気象要因について
鳥倉英徳
130

キャベツ圃場におけるガンマキンウワバおよびタマナギンウワバの季節的発生経過
金子順一
133

キャベツ害虫の体系防除 第3報 アオムシ,タマナギンウワバ及びヨトウガに対する各種茎葉散布剤の防除効果
鈴木敏男
136

青森県のコナガに対するBT剤とIGRの防除効果
木村利幸
141

ミツモンキンウワバの多発事例と幼虫に発生した昆虫流行病について
増田俊雄・菊地 修・萱場平造
145

シロイチモジヨトウの1990年における秋田県北部沿岸ヘの飛来と大気条件
木村清幸
148

数種ヤガ類の発生時期,発生回数,発生量と気温の年次変動との関係
河野勝行
152

春まきコカブにおける不織布を利用したキスジノミハムシの被害回避効果
村井智子・豊川幸穂
155

タネバエの生態と防除に関する研究 14.簡易耕におけるダイズのタネバエ様被害と収量との関係
早川博文・筒井 等
158

ハスカップにおけるナガチャコガネの被害実態
柿崎昌志・佐藤龍夫・山口作英
161

アブ類の殺虫剤に対する感受性試験
天野和宏・早川博文・山下伸夫
167

アブ類に対する新殺虫忌避スプレー剤の効果試験
早川博文・渡辺護・長谷川勉・椿洋一郎・小菅喜昭
170

フン虫Onthophagus gazellaの大量飼育法に関する研究 6.取扱いに便利な小型容器での飼育密度と羽化数との関係
早川博文・山下伸夫
173

フン虫Onthophagus gazellaの大量飼育法に関する研究 7.日長時間が産卵数に及ぼす影響
山下伸夫・早川博文
175

岩手県内のゴルフ場における害虫の発生実態
千葉武勝・築地邦晃・晴山 睦・鈴木 茂
177

秋田県・福島県のダイズシストセンチュウレース
梅津實郎・清水 啓
180

ネグサレセンチュウ類によるナガイモの褐色斑点症状について
及川 健・山下一夫・杉山 悟
182

ダイズシストセンチュウ単シスト培養個体群のダイズに対する寄生性
清水 啓・相場 聡・三井 康
186

講演要旨

葉いもちの坪拡大における品種間差異
深谷富夫・林 浩之
189

葉いもちシミュレーションモデルBLASTLの予測幅の地域適合性について
根本文宏・橋本 晃・半沢伸治
189

青森県におけるイネごま葉枯病の発生実態について
佐々木政司・木野田みはる
190

イネ褐色菌核病に対する薬剤の防除効果と防除適期
佐久間比路子・田中 孝・藤田靖久・加藤智弘
190

イネ苗立枯細菌病の熱処理による種子消毒効果
加藤智弘・田中 孝・藤田靖久・佐久間比路子
191

イチゴ炭そ病に対する各種薬剤の防除効果
佐藤 郁・増田俊雄
191

1990年,青森県南部地域で多発したニンニクさび病について
松田石松
192

福島県会津地方におけるアスパラガス茎枯病の発生実態
東條浩幸・遠藤頼嗣・梶 和彦
192

根域遮断によるわい性台リンゴ樹紫紋羽病の予防法
藤田孝二・岩谷 齋
193

リンゴモニリア病の分生胞子形成抑制効果のある薬剤検索
斎藤 彰・福島千万男
193

薬剤の最終散布期とリンゴすす斑病・すす点病発生の関係
安藤義一・仲谷房治
194

岩手県下2地域におけるPHC抵抗性イネクビボソハムシの発生実態と各種薬剤に対する感受性
飯村茂之・千葉武勝・中南真理子
194

寒冷地におけるイチモンジセセリの発生について
城所 隆
195

性フェロモンに誘引されるニカメイガの行動
山代千加子・小嶋昭雄
195

ジャガイモヒゲナガアブラムシ無翅胎性雌虫の発育速度
宮井俊一・本多健一郎・吉田克弘
196

ジャガイモヒゲナガアブラムシ有翅胎成虫雌虫出現に及ぼす温度,日長及び密度の影響
石谷正博
196

福島県におけるミナミキイロアザミウマの発生実態 −越冬地域と夏季における分布−
太田弘志・佐藤力郎・長谷川一朗・芦立正雄・大沢守一
197

ネギアザミウマによるニンニクの収穫後の被害
市田忠夫・藤村建彦
197

秋田県における野菜・花卉・野草類に寄生するアザミウマ類の種名
成田 弘
198

青森県でリンゴ果実を加害したクロフタモンマダラメイガ
櫛田俊明
198

秋田県におけるリンゴサビダニの発生
舟山 健・高橋佑治
199