報文
イネヒメハモグリバエの発生予察法に関する調査 (1) 調査方法について 藤崎祐一郎 1
イネヒメハモグリバエの発生予察法に関する調査 (2) 生命表について 藤崎祐一郎・石垣政道 3
ニカメイガ第1世代被害と第2世代産卵密度及び被害との関係 鶴田良助・小林次郎 5
カメムシ類の薬剤による防除効果 大沢守一・遠山芳弘・斎藤 満 10
イネゾウムシの秋期の生態と越冬 八谷和彦・橋本庸三・梶野洋一・春木 保 12
水稲に寄生するアブラムシ類の発生消長と防除 梶野洋一 14
庄内地方における転作大豆の病害虫 T.生育初期害虫としてのタマナヤガ 布施 寛・斎藤真弼・石黒清秀・斎藤敏一 16
ミヤギノハギでのダイズサヤタマバエの発生 渋谷俊一 19
宮城県におけるダイズサヤタマバエの被害分布 渋谷俊一 21
道北部におけるトウモロコシ稚苗のショウブヨトウ類について U.キタショウブヨトウの生活史 鳥倉英徳 23
道北部におけるトウモロコシ稚苗のショウブヨトウ類について V.ショウブヨトウ属の分布 鳥倉英徳 26
てん菜のトビハムシに関する研究 第4報 テンサイトビハムシ幼虫の食草について 秋山安義 28
ナストビハムシ幼虫のジャガイモへの加害について 花田 勉 30
土壌施薬によるジャガイモ加害のナストビハムシの防除効果について 井上 寿・岩倉静男 32
ジャガイモ加害のナストビハムシに対する殺虫剤の防除効果について 井上 寿・佐藤繁雄 33
てん菜加害のテンサイトビハムシに対する殺虫剤の防除効果について 井上 寿・中野 昭・山下宗吉 34
捕食性天敵としてのオサムシ・ゴミムシ類に関する研究 第16報 耕地に生息するミズギワゴミムシ族 井上 寿 35
捕食性天敵としてのオサムシ・ゴミムシ類に関する研究 第17報 耕地に生息するヒラタゴミムシ族 井上 寿 36
北海道十勝地方におけるフキバッタ類の多発生について 井上 寿・伊東正男 37
ケイギンモンウワバの生活環(予報) 奥 俊夫 39
シロミミハイイロヨトウに関する二、三の知見 奥 俊夫 41
草地に発生するMythimna属のヤガ数種について 奥 俊夫 42
オンシツコナジラミの野外越冬についての試験 阿部寛二・藤崎祐一郎・北條春雄・鈴木良材 44
モモハモグリガの生態に関する研究 第5報 無防除園における生命表 庄司 敬・上野 亘 46
モモ園におけるカメムシ類の加害時期 前田正孝 52
ジャガイモシストセンチュウに関する研究 土壌深度別の線虫密度変動 高倉重義・山田英一 54
ジャガイモシストセンチュウに関する研究 捕獲植物の検索と利用の試み 山田英一・高倉重義 57
十勝地域におけるダイズシストセンチュウのレース 清水 啓・井上 寿・砂田喜与志・本間健平・三井 康 67
北海道勇払平野における採集アブ類 早川博文 69
北海道渡島半島における牛糞内のフン虫類 早川博文・長谷川勉 70
鳥取種畜牧場中山放牧場における牛体寄生のアブ・サシバエ類 早川博文 71
山口県畜産試験場における牛体寄生のアブ類 早川博文 72
熊本種畜牧場阿蘇支場における牛体寄生のアブ・サシバエ類 早川博文 73
宮城県総合農試肉畜支場における牛体寄生のアブ類 早川博文 74
フィリピン・タイおよびマレイシア産いもち病菌のレースと完全世代形成能 八重樫博志・浅賀宏一 75
メヒシバいもち病菌の種子による越冬の可能性 八重樫博志・浅賀宏一 77
葉いもち病斑数、伝染速度に影響をおよぼす要因と重回帰分析 千葉末作・千葉順逸・太田恵二 78
いもち病の収量および品質に対する影響 竹田富一・平山成一・東海林久雄・木村和夫 84
薬剤投下量と防除効果の関係よりみた穂いもちの防除適期ならびに1980年冷夏が防除効果に及ぼした影響の解析 松本和夫・橋本 晃・安達忠衛 88
いもち病常発地帯における品種の罹病化と防除対策 東海林久雄・平山成一・井沢隆一・藤田佳克・鈴木穂積 94
イネ種子のいもち病罹病程度と種子消毒の効果 鈴木穂積・藤田佳克 98
オリゼメート粒剤の広域散布による葉いもち防除効果 熊谷誠司・佐々木弘・杉原俊郎・三塚仁彦・加藤 修 100
薬剤耐性イネいもち病菌に関する研究 第2報 カスガマイシンIBP耐性菌分布地域における薬剤の防除効果と耐性菌分離比率 長田 茂・井上 敞 102
稲赤色菌核病の薬剤防除について 平山成一・東海林久雄・竹田富一・木村和夫 105
Epicoccum purpurascens Ehrenberg ex Schlechtendahlによるイネの穂の褐変 児玉不二雄・土屋貞夫 107
1980年岩手県に発生した着色米について 諏訪正義・小川勝美・赤坂安盛・渡部 茂 110
高能率畦間後方散布法によるダイズ病害虫の防除 角間文雄・斎藤 満 113
ダイズ茎疫病に対する品種抵抗性の差異について 佐藤利也・小林紀彦・駒田 旦 115
ダイズ紫斑病菌の感染過程に対する温度の影響 藤田佳克・鈴木穂積 117
ダイズの葉、莢上での紫斑病菌胞子の発芽、侵入の走査電顕観察 藤田佳克・鈴木穂積 120
ダイズ紫斑病菌の越冬と第一次発生 鈴木穂積・藤田佳克 122
ダイズ紫斑病に対する薬剤散布時期、回数ならびに散布方法 小澤龍生・築地邦晃・渡部 茂 125
庄内地方における転作ダイズの病害虫 U.昭和55年に発生した生育初期の立枯れ症、とくに炭疽病とその対策 布施 寛・鈴木穂積・石黒清秀・斎藤真弼・斉藤敏一 127
ハトムギ黒穂病の発生について 千葉順逸・桑田博隆 130
ベントグラス雪腐病に対する各種薬剤の防除効果 島貫忠幸・佐藤倫造・松本直幸・佐藤 徹 132
Botrytis属菌によるタマネギの貯蔵腐敗に対するチオファネートメチル剤の防除効果 石坂信之・柳田騏策 134
北海道におけるタマネギ乾腐病の発生実態 高桑 亮・児玉不二雄・斉藤 泉・井上 寿 136
セイヨウナシの胴枯病に関する研究 第3報 枝に形成される小黒点病斑 仲谷房治・平良木武・関沢 博 141
リンゴ斑点落葉病の1葉当り病斑数の推定について 会津博作・中沢憲夫 144
リンゴわい性台木の疫病に関する研究 第1報 発生実態と病原菌 中沢憲夫・福島千万男・長内敬明・瀬川一衛 146
リンゴ銀葉病に関する研究 第4報 発病様相について 藤田孝二・瀬川一衛 148
講演要旨
ニカメイガ2回発生地帯北限における気温の年次変動と有効積算温量 千葉武勝・鈴木敏男 151
イネドロオイムシ成虫の生態に関する2、3の知見 城所 隆・船迫勝男 151
イネドロオイムシの発生生態 8.産卵量の年次変化 ―とくに多発生年次から少発生年次にかけての比較− 斎藤 満・大沢守一・遠山芳弘 152
パイプラインかんがい施設を利用した殺虫剤(PHC)の施用とイネクビホソハムシの防除効果 築地邦晃・千葉武勝・鈴木敏男・小澤龍生 152
斑点米の原因となるカメムシ類に関する研究 第1報 オオトゲシラホシカメムシの発育と温度、日長 荒谷悦務・藤村建彦・土岐昭男 153
タネバエ成虫期の温度条件と卵巣発育との関係 千葉武勝・鈴木敏男 153
大豆害虫フタスジヒメハムシの新しい加害症状について 鈴木忠夫・佐藤テイ 154
ダイズ子実害虫の発生消長と被害推移 斎藤 隆・庄司 敬 154
マメシンクイガ幼虫のダイズほ場内分布 石谷正博・佐藤信雄 155
アワノメイガの処女雌トラップ 宮原義雄・斉藤 修 155
アワノメイガの休眠率と成育期間の気温及び次世代密度との関係 斉藤 修・奥 俊夫 156
ショウブオオヨトウおよびショウブヨトウ属2種の卵の有効積算温度と幼虫の脱皮回数について 筒井 等・本間健平 156
ダイコンバエの発生生態に関する研究 第5報 蛹発育の地域的差異 その2 藤村建彦・荒谷悦務・土岐昭男 157
セブトエダシャクの発生回数と有効積算温量について 川嶋浩三・山田雅輝 157
昭和55年冷夏における福島県県南地方のいもち病異常多発 第1報 発生概況とその特徴 加藤公光・芦立正雄・清田直樹・河辺信雄・小島 喬 158
昭和55年冷夏における福島県県南地方のいもち病異常多発 第2報 発生要因及び防除対策 加藤公光・芦立正雄・河辺信雄・清田直樹・小島 喬 158
地域気象観測システム(アメダス)の資料にもとずく葉いもち発生の要因解析U 越水幸男 159
フサライド剤の穂における残留濃度と穂いもちに対する防除効果 山谷正治・小林次郎 159
1980年岩手県に分布するイネ馬鹿苗病菌のベノミル感受性について 小川勝美・諏訪正義 160
イネ苗立枯病に関する研究 17.中苗育苗におけるもみ枯細菌病菌による苗腐敗症の発生とかん水との関係 遠藤頼嗣・茨木忠雄 160
宮城県において昭和55年に特異的に発生した水稲病害の実態調査 −特にイネ白葉枯病菌による籾の発病を中心に− 本蔵良三・井上 敞・及川俊雄 161
宮城県におけるイネ黄萎病の発生経過 長田 茂・井上 敞・藤崎祐一郎 161
低温貯蔵ナガイモのピシウム腐敗病(仮称) 原田幸雄 162
福島県におけるキュウリ黄化病の発生確認について 遠藤忠光・長谷川一朗 162
リンゴ腐らん病の泥巻法による治療効果の解明 第3報 土壌中における腐らん病菌の死滅と土壌微生物の関係 杉木 隆・松中謙次郎 163
昭和55年(1980)の冷害に伴う病害虫発生相の特異性とその要因解析
はじめに 165
パネルディスカッション(要約) 166
全国の中での北日本の特徴 鈴木穂積 173
北海道における水田作及び畑作病害虫 高桑 亮 178
青森県における水田作および畑作病害 千葉順逸・千葉末作・鷲尾貞夫 181
岩手県における水稲病害 渡部 茂 186
宮城県における水田作及び畑作病害虫 井上 敞・及川俊雄・本蔵良三 190
秋田県における水稲いもち病 小林次郎 194
山形県における水田作及び畑作病害虫 東海林久雄・斎藤 隆 198
福島県における水稲病害とくにいもち病 松本和夫・茨木忠雄 202
北日本における野菜病害 佐々木次雄 208
北日本における果樹病害 佐久間勉 212
北日本における水田作及び野菜害虫 鈴木忠夫 215
北日本における畑作害虫 宮原義雄 217
北日本における果樹害虫 刑部 勝 218
今後の問題点と対策 越水幸男 220
本会記事
研究発表会の開催 224
昭和55年度定期総会
その他