(2019.10.25更新)
「薬剤抵抗性農業害虫管理のためのガイドライン案」にもとづく北日本の薬剤抵抗性害虫の防除体系検討のためのワークショップ開催のご案内
開催趣旨
害虫の薬剤抵抗性の発達は、薬剤の効果を低下させ、農作物に深刻な被害をあたえる。近年は水田転換畑等で、アブラナ科野菜やネギ属野菜の産地化が進められているが、そこではコナガやネギアザミウマといった難防除害虫の薬剤抵抗性が問題となっている。抵抗性害虫への対策として、農研機構では「薬剤抵抗性農業害虫管理のためのガイドライン案」を公表し、その技術の普及を目指している。そこで本ワークショップでは「ガイドライン案」における抵抗性管理の考え方を解説するとともに、北日本における抵抗性コナガや抵抗性ネギアザミウマを管理するための防除体系を検討する。
主 催
農研機構東北農業研究センター
日 時
令和2年1月17 日(金)13:00 〜 17:15
参加費
無料
場 所
いわて県民情報交流センター(アイーナ)701会議室
(岩手県盛岡市盛岡駅西通1丁目7番1号)
対象範囲
北日本の公設試験研究機関および病害虫防除所職員、普及指導員、JA職員、その他開催事務局が参加を認めた者(定員24名程度)
内 容
1)薬剤抵抗性発達の遅延戦略(総論)40分
須藤正彬(農研機構果樹茶業研究部門)
2)コナガの薬剤抵抗性の現状と対策30分
上杉龍士(農研機構東北農業研究センター)
3)ネギアザミウマの薬剤抵抗性の現状と対策40分
飯田 博之(農研機構野菜花き研究部門)
4)岩手県におけるキャベツの抵抗性対策防除体系の研究状況30分
武田純子(岩手県農業研究センター)
5)統計ソフトRを用いた一般化線形混合モデルによる感受性試験データの解析手法40分
上杉龍士(農研機構東北農業研究センター)
6)具体的な抵抗性対策防除体系の検討40分
(グループワークによるディスカッション)
※ワークショップの内容および講師は変更となる場合があります。
持参物
PC(バッテリ持続時間1時間程度以上)をご持参ください。統計解析の実習に使用します。
※PCなしでの受講も可能です。
※解析ソフトのインストールや設定方法についてはワークショップ前にご連絡いたします。
予 習
ワークショップのより深い理解のために「薬剤抵抗性農業害虫管理のためのガイドライン案」を役立てていただければ幸いです。
申し込み方法
参加希望の方は、メールにて、件名を「抵抗性管理ワークショップ参加希望」とし、本文に以下の事項を記入の上お申し込みください。
氏名:
所属:
役職:
年齢:
その他通信欄:(部分参加希望など)
意見交換会(実費負担)がある場合、参加を ( ) 希望する ( ) 希望しない ( ) 未定
※意見交換会の開催は未定です。参加希望状況を見て決定いたします。
お申込み先・お問合わせ先
uesugir@(@を小文字に変換してください)affrc.go.jp
ワークショップ事務局:
農研機構東北農業研究センター生産環境研究領域病害虫グループ 上杉 龍士
TEL:019-643-3466 FAX:019-643-3466
※ワークショップの内容に関するお問い合わせも承ります。
申し込み締切
1次締切:2019年12月13日(金)
※ 定員に達しましたので受付を締め切らせていただきます。
2次締切:2010年1月10日(金)(定員に空きがある場合)
1.この申し込みによりご提出いただいた個人情報は、当ワークショップ運営に関すること以外には使用しません。
2.定員を超える申し込みがあった場合は、先着順とさせていただく場合があります。参加ができない場合は、お申込みメールをいただいた後になるべく早く返信でご連絡させていただきます。