昭和28年度 冷害年に於ける稻熱病發生の實態と其の解析
目次
第1編 東北地方の部(鐙谷大節編) 1 編輯に当って 1 2 稲熱病の発生状況と被害の解析 2 (1)稲熱病の被害と全災害中に占める位置 2 (2)稲熱病の発生状況と其の解析 3 (イ)初発に就いて (ロ)葉イモチ病及び頚イモチ病の発生状況 (a)発病地帯,発病程度竝びに其の特徴 (b)発生伸展時期竝びに被害程度の特徴 (c)品種竝びに施肥量別被害状況の地理的特徴 i)品種抵抗性の差の特徴 ii)施肥量の多少による被害差の特徴 3 発病竝びに被害の解析 11 (1)人為的要因 11 (イ)東北地方の品種の分布と其の耐病性 (ロ)品種の作付傾向と其の被害えの影響 (ハ)其の他 (2)自然的要因 24 (イ)稲熱病菌の繁殖状況 (ロ)稲の生育状況 (a)地域別水稲生育状況の平年(前年)差の比較 (b)収量構成要素の各地域の比較 (c)稲の生育状況,菌の繁殖状況と発病伸展状況との関係 i)葉イモチ病との関係 ii)頚イモチ病との関係 (ハ)気象状況 (a)本病異常発生年の気象の特徴 (b)本年の各地域の気象の特徴 (ニ)土質其の他との関係 4 実行した病害対策の検討 48 (1)本年の病害発生予察活動状況 48 (2)予察方法の検討 50 (3)防除資材の整備状況 53 (4)薬剤の使用状況 53 (5)防除効果に就いて 55 5 論議竝びに結論 56 6 摘 要 59
第2編 北海道の部(北海道立農業試験場病虫部編) 63 1 編輯に当って 63 2 気象竝びに作況の概況 63 3 稲熱病発生状況,特に気温との関係に就いて 66 4 発生特徴(発生型)に就いて 68 5 一般的発生誘因に就いて 70
附 録(各縣別資料表) 73
保温折衷苗代栽培と病害虫
目次
保温折衷苗代育苗と病害虫發生との關係について 中川九一・角間文雄・熊田總一・遠藤昭二・太田六郎・遠藤 正・川島嘉内・菅野 登・徳永友三・白坂信己 1
保温折衷苗代と二化螟虫との關係について 岡崎勝太郎・仲野恭助・花岡岩雄 9
イネハモグリバエの發生に及ぼす保温折衷苗代の影響 菅原寛夫・大森秀雄・大矢剛毅 16
保温折衷苗代栽培に於ける害虫發生加害 赤平麓郎 27
保温折衷苗代栽培と害虫の發生に就いて 小笠原且美・渡邊勇三 31
保温折衷苗代と稻馬鹿苗病發生との關係 井口眞造・伊藤春男・渡邊雄幸 41
保温折衷苗代と水苗代に於ける稻小粒菌核病の發生調査 工藤三郎・渡邊 茂 46
保温折衷苗代とイモチ病との關係 徳永芳雄・古田 力・下山次男 52
綜合考察
保温折衷苗代と害虫 加藤陸奥雄 62
保温折衷苗代と病害 徳永芳雄 64
イネヒメハモグリバエに關する調査研究
目次
第1部
イネヒメハモグリバエ序説 桑山 覚 1
イネヒメハモグリバエの形態 加藤静夫 6
第2部
北海道におけるイネヒメハモグリバエの発生消長並びに生態に関する2,3の観察 桜井 清・松本 蕃・富岡 暢 15
秋田県におけるイネヒメハモグリバエの発生経過と越冬 鈴木忠夫・湖山利篤 25
イネヒメハモグリバエの発生に関する2,3の観察 木川 弘 30
岩手県におけるイネヒメハモグリバエの異常発生について 大森秀雄・大矢剛毅 33
岩手県上閉伊郡におけるイネヒメハモグリバエの局地発生について 四戸耕太郎 39
山形県におけるイネヒメハモグリバエについての2,3の観察 岡崎勝太郎・板垣賢一 45
福島県におけるイネヒメハモグリバエの発生経過と加害について 遠藤 正・菅野 登 50
東北地方におけるイネヒメハモグリバエの異常発生とその原因についての考察 湖山利篤・鈴木忠夫 54
北海道におけるイネヒメハモグリバエの発生と気象との関係についての一考察 桑山 覚・藤原 忠・富岡 暢 59
イネヒメハモグリバエの温度反応 鈴木忠夫・富岡 暢・竹内節二 67
イネヒメハモグリバエの発育と温湿度との関係 富岡 暢 70
イネヒメハモグリバエの産卵と加害 湖山利篤・鈴木忠夫 75
イネヒメハモグリバエの寄主植物 岩田 勉・桑山 覚 80
イネヒメハモグリバエによる水稲の被害 松本 蕃・桜井 清・岡部四郎 85
イネヒメハモグリバエの寄生蜂 桑山 覚 100
第3部
イネヒメハモグリバエに対する薬剤防除効果試験成績 遠藤和衛・中村克己・森川美智子 108
イネヒメハモグリバエ幼虫に対する2,3の薬剤効果について 遠藤 正・菅野 登 112
イネヒメハモグリバエの薬剤による防除 湖山利篤 113
第4部
昭和29年わが国におけるイネヒメハモグリバエの大発生とその防除 飯塚慶久 118
昭和29年北海道におけるイネヒメハモグリバエの発生概況と防除状況 遠藤和衛・横内道明・池 大司 123
昭和29年青森県におけるイネヒメハモグリバエの発生概況と防除状況 赤平麓郎 134
昭和29年岩手県におけるイネヒメハモグリバエの発生概況と防除状況 大森秀雄 137
昭和29年秋田県におけるイネヒメハモグリバエの発生概況と防除状況 諸留 操・小笠原且美・長谷川 勉・渡辺忻悦 141
昭和29年宮城県におけるイネヒメハモグリバエの発生概況と防除状況 伊藤春男・佐々木三男 146
昭和29年山形県におけるイネヒメハモグリバエの発生概況と防除状況 武田亀太郎・仲野恭助 151
昭和29年福島県におけるイネヒメハモグリバエの発生概況と防除状況 芳賀藤三郎・菅野 登 156
昭和29年新潟県におけるイネヒメハモグリバエの発生概況 上田勇五 160
昭和29年富山県におけるイネヒメハモグリバエの発生概況と防除状況 望月正己 163
昭和29年石川県におけるイネヒメハモグリバエの発生概況と防除状況 川瀬英爾 166
昭和29年福井県におけるイネヒメハモグリバエの発生概況と防除状況 友永 富 173
昭和29年長野県におけるイネヒメハモグリバエの発生概況と防除状況 早河広美 174
大豆黒痘病に関する研究
目次
I 本邦に於ける大豆黒痘病の発生史 1 A 本邦に於ける大豆黒痘病発見の経緯 1 B 発生分布と発生経過及び防除概況 2 1 発生の経過及び防除状況 2 長野県,秋田県,岩手県,宮城県,青森県,山形県,広島県,千葉県,熊本県 2 調査事項 10 発病を認めた品種,その他の調査事項 C 国としてとった対策 11 1 試験研究に関する事項 11 2 防除に関する事項 11 II 大豆黒痘病病原菌の分類学的位置 13 III 病 徴 15 IV 病原菌の形態並に生理 18 A 病原菌の形態 18 菌糸,分生胞子 B 病原菌の生理 18 1 培地の種類と本菌の発育 18 液体培地上の発育,固体培地上の発育 2 分生胞子の発芽と環境 20 分生胞子の発芽方法,発芽時間,培養日数と発芽,温度と発芽,湿度と発芽,酸性度と発芽,水質と発芽,葉上水滴と発芽,乾燥と発芽,光線と発芽 3 病菌の生存力 25 培地上の生存期間,分生胞子の生存期間,被害株上の生存 C 寄主範囲 27 D 病原菌の寄主体侵入並に侵入組織の解剖 27 1 病原菌の侵入経過 27 2 病斑組織の解剖 30 供試品種の決定と実験方法,病斑組織の解剖,機械的傷害に対する組織の変化 3 考察 36 V 発病蔓延並に被害 37 A 発生蔓延 37 1 第一次伝染 37 種子伝染の有無,被害組織からの伝染,幼苗の感染部位,考察 2 第二次伝染 43 胞子の飛散,株と株の伝染,単一株上の蔓延,株上各器官に於ける病斑分布,各器官の毛茸侵入 3 総括 47 B 被害 47 1 岩手県の調査 47 2 長野県の調査 49 3 考察 51 VI 栽培環境 52 A 発生と環境 52 1 実験方法 52 供試圃場,処理 2 栽培方法 52 3 成績 52 B 発生と栽植密度 52 1 試験方法 52 2 成績 52 C 発生と前作 54 D 発生と施肥量 55 1 長野農試 55 2 岩手農試 56 昭和28年度調査結果,昭和29年度調査結果,昭和30年度調査結果 VII 黒痘病抵抗性の大豆品種間に於ける差異 60 A 岩手県に於ける試験 60 1 試験方法の概要 60 供試品種並に系統,供試圃場,栽培条件並に試験区,調査事項並に調査方法 2 試験成績 62 昭和28年度に於ける成績,昭和29年度に於ける成績,昭和30年度に於ける成績 3 考察 93 播種期の早晩と本病発生との関係,罹病歩合と罹病度との関係,黒痘病罹病度の品種間差異,病状進展度の品種間差異,部位別罹病度の品種間差異,罹病株蔓化性の品種間差異,罹病度と大豆諸形質との関係 4 摘要 96 B 宮城県に於ける試験 96 1 試験方法 96 供試品種,供試圃場,耕種法,発病調査 2 試験成績 97 昭和28年度に於ける成績,昭和29年度に於ける成績,昭和30年度に於ける成績,昭和31年度に於ける成績 3 考察 99 C 青森県に於ける成績 100 1 試験方法 100 供試品種,供試圃場,耕種法,発病調査 2 試験成績 100 3 考察 100 D 山形県に於ける成績 101 1 試験方法の概要 101 供試品種,供試圃場,調査事項 2 試験成績 101 3 考察 101 黒痘病の発生,生育・収量その他 E 長野県に於ける成績 103 1 試験方法 103 試験地,調査項目 2 試験成績 103 3 考察 106 品種と発病,開花期と発病 F 総括 106 [ 大豆黒痘病の薬剤防除に関する試験 108 A 岩手県に於ける試験 108 1 薬剤の種類に関する試験 108 試験方法,試験成績,試験成績に関する考察 2 薬剤撒布時期に関する試験 111 試験方法,試験成績,試験成績に関する考察 3 撒布回数並に撒布時期試験 113 試験方法,試験成績,試験成績に関する考察 4 薬剤撒布試験全般に対する概要 113 B 長野県に於ける試験 114 1 試験方法 114 供試薬剤,撒布時期,試験地並に栽培関係 2 試験成績 114 3 試験成績に関する考察 117 \ 防除に関する考察並に方策 118 ] 総摘要 120 ]I 参考文献 122
水稲早植栽培と病害虫
目次
北海道
北海道における水稲の早植栽培と病害発生相 北海道 田中一郎・成田武四・森 芳夫 1
北海道における水稲の早植と害虫発生の動き 北海道 桑山 覚・遠藤和衛 4
東北
水稲早植栽培がいもち病と紋枯病の発生に及ぼす影響 青森県 橋本 保・千葉末作・平間貞夫 8
早植栽培と稲紋枯病発生との関係 岩手県 渡辺 茂・工藤三郎 17
水稲早植栽培と紋枯病 秋田県 小林次郎・三浦竹治郎 22
水稲早植栽培における病害の発生 福島県 徳永友三・茨木忠雄・角間文雄・太田六郎・松本利雄 27
水稲の早植栽培と病害との関係 東北 徳永芳雄・太田義雄 35
水稲早植栽培と病害虫との関係 山形県 板垣賢一 42
水稲早期栽培におけるニカメイチュウ第1化期の加害と稲品種との関係 秋田県 渡辺忻悦 47
庄内地方における水稲の早植栽培と害虫 山形県 布施 寛 52
水稲の早植栽培における害虫の発生並びに被害に関する研究 東北 柴辻鉄太郎・平尾重太郎・菊地 実 60
早植栽培と病害 ―総括― 東北 鐙谷大節 104
昭和38年北日本におけるいもち病発生の実態とその解析
目次
緒言 I 昭和38年東北地方における気象概況 1 稲作期間の気象の特徴 1 稲作期間の旬別気象の地域分布 1 II 各地域におけるいもち病発生の実態と解析 11
北海道におけるいもち病の発生とその防除 11 1 発生状況とその特徴 11 a 発生状況 11 b 発生様相の特徴 11 2 発生原因の解析 12 a 気象 12 b 品種 13 c 耕種 14 d イネの生育 14 3 防除対策とその効果 14 a 発生予察活動状況と予察法の検討 14 b 防除指導体制と運営状況 15 c 防除機械等の使用状況 15 d 薬剤防除の効果 15 e 薬剤防除に対する反省 16 4 結言 16
青森県におけるいもち病発生の実態と解析 17 1 緒言 17 2 いもち病の被害とそれが全災害中に占める位置 17 3 いもち病の発生状況 17 a 初発について 17 b 葉いもち・穂いもちの発生状況 17 4 発病ならびに被害の解析 21 a 自然的要因 21 b 人為的要因 28 5 実施した病害対策の検討 29 a 38年の病害発生予察活動状況 29 b 発生予察法の検討 29 c 薬剤および防除機械の使用状況 30 d 防除効果 31 e 空中散布の実施状況とその効果 32 6 総 括 32
秋田県におけるいもち病発生の実態と解析 34 1 緒言 34 2 いもち病の被害とそれが全災害中に占める位置 34 3 いもち病の発生状況 34 a 発病地帯・発病程度とその特徴 34 b 発生進展時期と被害程度の特徴 34 4 発病ならびに被害の解析 37 a 自然的要因 37 b 人為的要因 41 5 実行した防除対策の検討 44 a 本年の病害発生予察活動 44 b 発生予察法の検討 44 c 防除状況 44 6 総括結論 46
岩手県におけるいもち病発生の実態と解析 49 1 緒言 49 2 いもち病の被害とそれが全災害中に占める位置 49 3 いもち病の発生状況 49 a 初発について 49 b 葉いもち・穂いもちの発生状況 50 c 品種ならびに施肥量による発生特徴 53 4 発病ならびに被害の解析 56 a 自然的要因 56 b 人為的要因 60 c 施肥法・施肥量との関係 61 5 実行した病害対策の検討 63 a 本年の病害発生予察活動状況 63 b 発生予察法の検討 64 c 防除実施状況と問題点 64 d 防除効果 67 6 総 括 68 a 冷害型気象に伴う異常発生の特徴 68 b 多発誘因としての栽培上の問題点 69 c 防除実施のあり方 69
山形県におけるいもち病発生の実態と解析 71 1 緒言 71 2 いもち病の被害とそれが全災害中に占める位置 71 a 初発について 72 b 葉いもち・穂いもちの発生状況 72
3 いもち病の発生状況 72 c 品種ならびに施肥量別被害状況の地理的特徴 74 4 発病ならびに被害の解析 74 a 自然的要因 74 b 人為的要因 86 5 実行した病害対策の検討 86 a 病害発生予察活動状況 86 b 発生予察法の検討 86 c 薬剤および防除機械の使用状況 87 d 防除効果について 87 e 航空散布・広巾散布機・長管多頭口等大型防除機具の使用状況とその効果 88 6 総括 88
宮城県におけるいもち病発生の実態と解析 90 1 緒言 90 2 いもち病の被害とそれが全災害中に占める位置 90 3 いもち病の発生状況 91 a 初発について 91 b 葉いもち・穂いもちの発生状況 92 4 発病ならびに被害の解析 97 a 自然的要因 97 b 人為的要因 105 5 実行した病害対策の検討 107 a 防除状況と防除効果 107 6 論議ならびに問題点 108
福島県におけるいもち病異常発生の実態とその解析 111 1 緒言 111 2 いもち病の被害とそれが全災害中に占める割合 111 3 いもち病の発生状況 111 a 初発について 111 b 葉いもち・穂いもちの発生状況 112 4 発病ならびに被害の解析 114 a 自然的要因 114 b 人為的要因 121 5 実行した病害防除対策の検討 125 a 本年の病害発生予察活動 125 b 発生予察法の検討 125 c 防除活動と効果 126 d 薬剤および防除機械の使用状況 127 e ヘリコプターによる空中散布 127 f 経営上の問題 127 6 総括 128
いもち病激発地の見聞ノート 130 1 発生状況 130 2 農家の意見 133
結言 137
高能率防除機による水稲・畑作・果樹病害虫の防除技術
目次
I 高能率防除機によるニカメイチュウ・いもち病の大面積同時防除(東北農試) 1 1.試験のすすめ方 1 2.高能率防除機による農薬散布作業の分析 6 3.散布薬剤の付着分布と有効付着量 10 4.第2世代ニカメイチュウの被害防止効果 20 5.穂いもち病の被害防止効果 29 6.総合考察 39
II 高能率防除機による散布効率と水稲病害虫の防除効果(青森農試) 53 1.散布特性と薬液の付着量 53 2.いもち病・もんがれ病・ニカメイチュウの防除効果 57 3.作業能率と効率 64
III 共立スワース・庄内型長管多頭口・ポリパイプ付背負動力散粉機による水稲病害虫の防除 68 1.共立スワースBST-11・BST-5・BSQ-80によるニカメイチュウ・いもち病・もんがれ病の防除(山形農試庄内分場) 68 2.庄内型長管多頭口による稲作病害虫の高能率防除(山形農試庄内分場) 76 3.共立スワースBST-5による稲作病害虫の防除(山形農試) 81 4.共立スワースBST-11によるニカメイチュウの防除(福島農試) 82 5.ポリパイプ付背負動力散粉機(共立DM・3-A)によるニカメイチュウ・いもち病・もんがれ病の防除(山形農試) 83
IV 水稲病害虫防除における高能率防除機の実用性(岩手農試) 86 1.試験のねらいとすすめ方 86 2.第1世代ニカメイチュウの防除におけるスワーススプレーヤの実用性 87 3.いもち病・もんがれ病の同時防除におけるスワーススプレーヤの実用性 87 4.いもち病・ニカメイチュウの同時防除におけるスワーススプレーヤおよび畦畔動力散粉機の実用性 88 5.摘要 90
V 畑作病害虫防除における高能率防除機の利用(岩手農試) 92 1.試験のねらいとすすめ方 92 2.テンサイ病害虫防除におけるスワーススプレーヤおよび畦畔動力散粉機の利用 92 3.大豆のマメシンクイ防除における畦畔動力散粉機の利用 93 4.ホップの薬剤散布におけるスワースノズルの利用 94 5.摘 要 95
VI 多孔式粉管による広巾散粉法の病害虫防除効率(福島農試) 96 1.散粉機の性能および散粉ホースの形態と吐粉の均一性について 96 2.広巾散粉法による水稲病害虫防除効率 99 3.広巾散粉法による畑作病害虫の防除効率 101 4.総合考察 103
VII ニカメイチュウ・いもち病の同時防除の時期と空中散布の実用性 104 1.ニカメイチュウ・穂いもち病の同時防除の時期と効果との関係(東北農試) 104 2.ニカメイチュウ・いもち病同時防除におる液剤空中散布の実用性(岩手農試) 105
[ 果樹病害虫防除における高能率防除機の利用 112 1.リンゴ病害虫防除の省力化と共同防除(青森りんご試) 112 2.スピードスプレーヤによるリンゴ病害虫の防除(園芸試験場盛岡支場) 116 3.リンゴモニリヤ病の子実体防除を対象とした地上散布機具について(岩手園試) 122 4.果樹園における固定式共同防除の能率化,特に広巾散布機の性能と防除効果(宮城農試) 130 5.ブドウ園におけるスピードスプレーヤによる共同防除について(山形農試) 134 6.ナシ園における小型スピードスプレーヤの利用(福島園試) 142
\ 総 括 145
有機燐殺虫剤の土壌施用による水稲・畑作害虫の防除
目次
I 有機燐殺虫剤の土壤施用による水稲害虫の防除 有機燐剤による水稲害虫の防除 布施 寛・佐藤政太郎 1
水稲害虫に対する有機燐製剤の水田面施用に関する研究 五十嵐良造・伊藤春男・峯岸英子 16
有機燐粒剤のニカメイチュウおよびウンカ・ヨコバイ類防除効果 遠藤 正 27
有機燐剤の土壌施用によるイネカラバエ防除効果 藤田謙三・土岐昭男・豊川菊裕・佐々木三千男・堀内辰悦 30
イネカラバエに対する土壌施薬剤の効果 渡辺忻悦 34
II 有機燐殺虫剤の土壌施用による畑作害虫の防除
バレイショのアブラムシの省力防除 富岡 暢・高倉重義・手塚 浩・高桑 亮・佐藤 謙・木幡寿夫・井上 寿・奥山七郎・折目芳明 36
バレイショに寄生するアブラムシの各種有機燐剤の土壤施用による防除 高桑 亮・玉田哲男・手塚 浩・高倉重義・木幡寿夫・成田武四 42
バレイショのアブラムシに対する土壤施薬剤の施用法に関する試験 手塚 浩・高桑 亮・佐藤 謙・富岡 暢・高倉重義・井上 寿・奥山七郎・成田武四 48
有機燐殺虫剤のバレイショのアブラムシならびに葉巻病に対する効果 今林俊一・堀口治夫 55
バレイショに対する有機燐剤の土壤施用法とアブラムシの防除効果に関する試験 藤田謙三・土岐昭男 63
バレイショに対する土壤施薬に関する試験 和泉昭四郎・川村邦夫・相原四郎・伊藤春男・五十嵐良造 68
PSP−204粒剤のバレイショ害虫防除効果 遠藤 正 70
有機燐殺虫剤の土壤施用によるバレイショ害虫とくにオオニジュウヤホシテントウの防除効果について 長谷川 勉 72
殺虫剤の土壤施用に関する研究 第5報 バレイショに対する土壤施薬方法 小林 尚・奥 俊夫・前田泰生・工藤和一 77
ダイシストンおよびPSP−204粒剤のバレイショおよびその後作のハクサイに対する効果 五十嵐良造・伊藤春男・和泉昭四郎・川村邦夫・高橋精一・峯岸英子 86
ナスに対する土壤施薬剤の効果試験 渡辺忻悦 91
ナスに対する有機燐剤の土壤施用法とアブラムシの防除効果について 藤田謙三・土岐昭男 95
PSP−204,ダイシストン粒剤などのナスおよび,トマトの害虫防除効果 遠藤 正 97
ダイコンに対する有機燐粒剤の土壤施用の効果 伊藤春男・五十嵐良造・高橋精一 99
ハクサイに対する有機燐粒剤の土壤施用の効果 伊藤春男・五十嵐良造・和泉昭四郎・川村邦夫 104
ハクサイ栽培におけるダイアジノン粒剤およびダイシストン尿素複合肥料の効果 遠藤 正 107
PSP−204およびダイシストン粒剤の土壤施用あるいは葉上散布によるアカザモグリハナバエの防除効果 長谷川 勉・渡辺 武 109
有機燐粒剤のダイズおよびアズキのアブラムシ類防除効果について 田中恒一・早坂公夫・武田憲雄・佐藤靖男 114
殺虫剤の土壤施用に関する研究 第6報 アズキに対する土壤施薬方法について 小林 尚・奥 俊夫・飯田 格 119
有機燐粒剤のホップハダニの防除効果について 田中恒一・早坂公夫・武田憲雄・佐藤靖男 127
土壤施用剤の土壤害虫に対する防除効果 桜井 清・堤 正明・手塚 浩・春木 保・佐藤 謙・富岡 暢・高倉重義 128
殺虫剤の土壤施用に関する研究 第7報 土壤施薬の効果,とくに硝化効果に影響する要因 小林 尚・故桂 静江 137
III 総 括
有機燐殺虫剤の田面施用による水稲害虫の防除 腰原達雄 153
有機燐殺虫剤の土壤施用による畑作害虫の防除 小林 尚 156
有機燐殺虫剤の土壤施用に関する文献目録 161
殺虫剤の育苗箱施用に関する研究
目次
育苗箱施薬による水稲害虫の防除効果 渡辺忻悦・小山重郎 1
殺虫剤の育病箱施用による水稲害虫の防除 −とくに粒剤施用の本田初期害虫に対する効果について− 阿部 禎 5
薬剤の育苗箱処理による本田初期害虫の防除 布施 寛 15
農薬の苗床施用による本田初期害虫の防除効果 春木 保・井上 寿 21
移植前粒剤の育苗箱施用が稲の生育に及ぼす影響 土岐昭男・藤村建彦・不破みはる 30
育苗箱施用による粒剤のイネドロオイムシに対する防除効果 土岐昭男・藤村建彦・不破みはる 38
イネドロオイムシ防除に関する研究 1.育苗箱施用による防除 斎藤 満・大谷裕行・斎藤 馨 44
イネドロオイムシに対するパダン粒剤,カヤフォス粒剤の育苗箱施用による防除効果 江口憲雄 53