特別講演 温室害虫と微生物的防除 西東 力 1
報文
岩手県におけるMBI−D耐性イネいもち病菌のrep−PCR法によるフィンガープリント解析とそれらのレース 佐々木直子・荒井治喜・鈴木文彦 10
冷却量の導入による穂いもち発生予察改良の可能性 冨永朋之 14
青森県における水稲品種・系統の稲こうじ病に対する品種抵抗性の差異 倉内賢一・工藤予志夫・木村利行・上村豊和 17
DMI剤の連用がテンサイ褐斑病菌の薬剤感受性に及ぼす影響 清水基滋 22
2003〜2005年の北海道道央・道北地域におけるタマネギ乾腐病発生実態−タマネギ乾腐病菌による土壌と苗の汚染が病害発生に及ぼす影響− 藤根 統・小野寺政行・角野晶大 26
ダクト内投入におけるBacillus subtilis水和剤の付着特性 関根崇行・永野敏光 30
Mucor piriformisによるヤマノイモ(ナガイモ)ムコール腐敗病(新称) 岩間俊太 33
糖蜜還元消毒と抵抗性台木によるトマト青枯病の防除効果 小松 勉・松澤光弘・堀田治邦 38
深耕還元消毒と抵抗性台木によるトマト青枯病の防除効果 小松 勉・松澤光弘・堀田治邦 42
カリフラワー品種間における軟腐病の発生差異 堀田治邦 47
北海道における食用ユリでのユリ類黒腐菌核病の発生 池田幸子・清水基滋 49
食用ユリのユリ類黒腐菌核病の伝染経路と防除対策 池田幸子・谷内田幸二・清水基滋 53
北海道におけるピーマンの抵抗性品種(L3/L+型)を侵すトウガラシマイルドモットルウイルス(PMMoV)系統の出現 佐々木 純・竹内 徹 56
秋田県のセリから検出されたミツバモザイクウイルスとファイトプラズマ 山本英樹・千田峰生 58
もみがら採苗法によるイチゴ疫病菌の苗への感染回避 三澤知央・中住晴彦・新村昭憲 60
山形県におけるイチゴ萎黄病および線虫に対する土壌還元消毒の効果 上野 清・金子勝廣・谷口惠之助・長澤さゆり 62
キク半身萎凋病菌分離菌株のキク品種に対する病原性の多様性 杉山 悟・堀内誠三 65
リンドウこぶ症の接木伝染性および茎頂培養による無症状化 竹澤利和・千葉賢一・岩舘康哉・阿部 潤 68
異種寄生さび菌によるリンドウおよびヌマガヤさび病の湿原や雪田草原における発生分布と伝搬 仲谷房治 72
北海道におけるプルーン炭痘病の発生 萩田孝志 78
ブドウ根頭がんしゅ病菌北海道分離株のPCR法による検出 三澤知央・竹内 徹 82
リンゴわい化栽培における農薬飛散低減条件でのスピードスプレーヤ散布による病害虫防除 1.薬液付着と病害に対する防除効果 雪田金助・木村佳子・櫛田俊明 86
リンゴわい化栽培園における農薬飛散低減条件でのスピードスプレーヤ散布による病害虫防除 2.薬液付着と害虫に対する防除効果 櫛田俊明・木村佳子・雪田金助 91
リンゴわい化栽培園における農薬飛散低減条件でのスピードスプレーヤ散布による病害虫防除 3.通年散布による各種病害虫に対する防除効果 木村佳子・雪田金助・櫛田俊明 96
リンゴ褐斑病菌分生子のリンゴ新梢葉への感染に及ぼす温度と濡れ持続時間の影響 菅野英二・尾形 正 100
シメコナゾール水和剤の開花期散布によるリンゴ褐斑病の発病抑制効果 小原敏明・上田晋平・石川芳弘・津田幹雄 105
JM1台リンゴ苗木における高接病の発生とJM台木の高接病病原ウイルスに対する感受性 猫塚修一・伊藤 伝・佐々木 仁・岩舘康哉 109
ピラクロストロビン・ボスカリド剤のリンゴ輪紋病に対する防除効果および果実への残留特性 尾形 正・菅野英二 114
2005年岩手県における斑点米多発要因 菅 広和・大友令史・鈴木敏男 118
アカヒゲホソミドリカスミカメ成虫の合成性フェロモントラップおよびすくい取りによる発生消長の比較 木村勇司・市田忠夫・石岡将樹 122
水田内におけるアカヒゲホソミドリカスミカメ合成性フェロモントラップの設置条件 滝田雅美 126
発生源への除草剤散布によるアカヒゲホソミドリカスミカメの防除 新山徳光・糸山 享 129
アカヒゲホソミドリカスミカメの飛翔に影響を及ぼす各種要因 第3報 餌の影響 菊地淳志・小林徹也 134
カメムシ発生の少ないイタリアンライグラスの栽培法 菊地淳志・小林徹也 136
黄色高圧ナトリウムランプを利用したアワにおけるアワノメイガの防除 桐山直盛 141
北海道におけるマレーゼトラップによるタネバエ成虫の浦獲消長と卵巣発育推移による発生世代数の推定 岩崎暁生・三宅規文・武澤友二 145
ダイズのジャガイモヒゲナガアブラムシに対する茎葉散布剤の効果 小野 亨・小山 淳・城所 隆 148
盛岡市のナタネ圃場の訪花昆虫相−GM作物の遺伝子流出には花粉媒介昆虫の人為的移動が関与する可能性がある− 榊原充隆・山守 誠 151
発育速度の異なるコナガ2系統の作出 高篠賢二・榊原充隆 158
夏秋栽培トマトにおける殺虫剤防除体系のオンシツコナジラミの防除効果およびオンシツツヤコバチの発生に及ぼす影響 佐々木正剛・中村 淳 161
各種殺虫剤のオンシツコナジラミに対する防除効果 増田俊雄・宮田將秀 167
Beauveria bassiana製剤(NBL-2)のナミハダニに対する防除効果 増田俊雄・宮田將秀・樋口俊男 171
ミヤコカブリダニと還元澱粉糖化物液剤の併用によるイチゴのナミハダニ防除 宮田將秀・増田俊雄 174
ナミハダニおよびカンザワハダニに対する気門封鎖型薬剤の殺虫効果 宮田將秀・増田俊雄 177
イチゴのうどんこ病およびアブラムシ類に対する気門封鎖型薬剤の防除効果 宮田將秀・増田俊雄 182
トマト黄化えそウイルスを媒介するミカンキイロアザミウマを検出するためのペチュニアリーフディスク法の最適試験回数 櫻井民人 185
青森県における2005年のアシグロハモグリバエ発生状況と各種粒剤の防除効果 新藤潤一 188
ソバの授粉昆虫としての吸血性アブ類の役割 佐々木 均・竹田洋介・我妻尚広 192
秋田県におけるホウキギ(とんぶり)の害虫相とその被害 糸山 享・新山徳光 195
アセロラに発生したアブラムシ類 菊地 修・増田俊雄・宮田將秀 198
モモシンクイガによるリンゴ主要品種の被害様相 豊島真吾・石栗陽一 200
リンゴ‘ふじ’の収穫果実におけるモモシンクイガ生存幼虫存在の可能性 石栗陽一・豊島真吾 203
リンゴ属野生種におけるモモシンクイガ幼虫の発育 石栗陽一・豊島真吾 205
交信かく乱剤を処理したリンゴ園におけるモモシンクイガ(Carposina sasakii)用改良型ルアーによる発生予察法の検討 相原隆志・荒川昭弘・豊島真吾・望月文昭 208
リンゴ園におけるアブラムシ類の発生消長と寄生蜂の構成 繁原智子・高梨祐明・豊島真吾・新井朋徳 211
講演要旨
山形県におけるMBI-D剤耐性イネいもち病菌の発生 早坂 剛・菊地繁美 215
2005年岩手県におけるMBI-D剤耐性いもち病菌のモニタリング 冨永朋之・千葉克彦・齋藤智子・佐々木直子 215
葉いもち病斑発現後の気温と胞子形成能の関係 山田真孝・皆川博孝・小林 隆・石黒 潔 216
数種薬剤の病徴発現後の敬布が葉いもちの病斑拡大と胞子形成能に及ぼす影響 皆川博孝・山田真孝 216
圃場におけるイネばか苗病菌胞子の飛散距離 畑谷みどり・笹原剛志 217
コムギの外観健全粒におけるデオキシニバレノール汚染とFusarium graminearum分離率の熟期別推移 相馬 潤 217
分子系統種と毒素タイプの分布 相馬 潤・角野晶大 218
2005年の宮城県におけるコムギ赤かび病の発生と防除 大場淳司・笹原剛志・畑谷みどり・辻 英明・近藤 誠 218
ダイズ紫斑病罹病種子が翌年の紫斑粒の発生に及ぼす影響 笹原剛志・今崎伊織・小泉信三 219
キュウリホモプシス根腐病における土壌伝染源密度と発病株率の関係(予報) 古屋廣光・村上洋之・藤 晋一・内藤秀樹 219
マルチ畦内土壌消毒と耐病性台木の組み合わせによるキュウリホモプシス根腐病の防除効果 岩舘康哉・勝部和則・猫塚修一 220
福島県におけるキュウリ褐斑病菌のジェトフェンカルブ,プロシミドン,アゾキシストロビンに対する感受性 芳賀紀之・堀越紀夫・平子喜一 220
宮城県のキュウリで発生したズッキーニ黄斑モザイクウイルス(ZYMV)に対する弱毒株ZYMV-2002による防除効果 佐藤英典・小堀 崇・小坂能尚・中村茂雄 221
PMMoV(P1,2,3型)発生ピーマン圃場での発病株抜き取りによる蔓延防止効果 千葉克彦・岩舘康哉・細川 健・浜田博幸 221
トマト(ミニトマト)斑点病に対する各種薬剤の防除効果 藤井直哉・深谷富夫 222
ダイコン栽培におけるエンバク野生種「へイオーツ」畦間作の病害虫制御効果 山下一夫・石谷正博・北野のぞみ 222
秋田県男鹿半島・太平山および内陸南部真人山におけるうどんこ病菌の分布 三浦杏菜・冨岡慎太郎・藤田 学・古屋廣光・藤 晋一・佐藤幸生・内藤秀樹 223
宮城県のガーベラ養液栽培に発生した根腐病 永坂 厚・佐々木あかり・永野敏光・佐藤祐子・月星隆雄・門田育生 223
ストック萎凋病に対する土壌還元消毒の防除効果 本間 隆・後藤新一・草田仁志・川崎聡明・掘 由紀子 224
リンゴ褐斑病に対するポリオキシンAL水和剤の防除効果 佐藤 裕・本郷公子 224
ベンズイミダゾール系薬剤耐性ブドウ芽枯病菌(Diaporthe medusaea)出現圃場におけるオキスポコナゾールフマル酸塩剤の防除効果 深谷雅子・高橋 功・佐藤 裕 225
セイヨウナシ品種「ラ・フランス」における殺菌剤散布回数削減体系による輪紋病防除の試み 本田浩央・佐藤健治・平澤秀弥 225
2005年の宮城県における斑点米カメムシ類発生の特徴 小野 亨・畑中教子・小山 淳・城所 隆 226
2005年山形県庄内地域におけるアカヒゲホソミドリカスミカメの発生 金子勝廣・上野 清・谷口惠之助 226
山形県内陸地域における2005年度の斑点米多発について 川崎聡明・小形恵美 227
アカヒゲホソミドリカスミカメ第1世代成虫最盛日および出穂期と斑点米発生との関係について 米沢 悟・佐藤宏朗・沓澤朋広・新山徳光 227
非選択制除草剤による斑点米被害軽減の可能性 大友令史・菅 広和 228
アワ幼植物を用いたアカスジカスミカメの飼育法 安藤慎一朗・渡邊朋也 228
クモヘリカメムシの羽化後日齢に伴う後脚エンドクチクラ層の発達 松木伸浩・石崎摩美・渡邊朋也 229
防除薬剤散布後のセジロウンカ成虫の圃場内での分散 市田忠夫 229
2005年に岩手県下で多発した大豆病害虫 飯村茂之・千葉克彦 230
フタスジヒメハムシの発生消長と防除法の検討 畑中教子・大場淳司・小野 亨・小山 淳・城所 隆 230
マメシンクイガの非冬休眠老熟幼虫の誘導とその羽化条件 石谷正博 231
キャベツ圃場およびその周辺におけるゴミムシ相 増田俊雄・宮田將秀 231
施設キュウリ栽培における物理,生物防除法を利用した化学合成農薬の削減 塩野宏之 232
ハウス立茎アスパラガスのアザミウマ類に対する物理的防除資材の効果 橋本直樹 232
近紫外線除去フィルムを利用した夏秋期イチゴ栽培 中村 淳・佐々木正剛・岡崎徹哉・雨宮潤子 233
にんにくのイモグサレセンチュウに対する各種薬剤の種子粉衣,浸漬処理による防除効果 北野のぞみ・桑田博隆 233
岩手県北上市におけるリンドウホソハマキの寄生性天敵 鈴木敏男 234
機械的多重接種によるトマト黄化えそウイルスの虫媒性欠損 櫻井民人 234
PCR-RFLPによる4種ハモグリバエの種判別 中村茂雄・増田俊雄 235
山形県におけるクサギカメムシの新成虫発生時期の予察方法の検討 後藤新一・伊藤慎一・渡辺和弘 235
ナシの果実および樹体に寄生するタマバエ類 荒川昭弘・相原隆志・村松佳央里 236
オウトウショウジョウバエ発生予察法の検討 部真典 236
ペルメトリン剤によるブユ忌避 白石昭彦 237