北日本病害虫研究会 --- The Society of Plant Protection of North Japan
北日本病害虫研究会報 目次

第35号(1984)目次


特別講演

いもち病とのつきあい約25年のあれこれ
越水幸男
1

報文

いもち罹病苗移植田におけるいもち病の発生推移
藤田佳克・鈴木穂積
8

葉齢期別低温処理イネのいもち病抵抗力の変動
鈴木穂積・藤田佳克
10

出穂前後の接種とその後の低温が穂いもちの発生に及ぼす影響
安達忠衛・松本和夫・橋本 晃
13

葉鞘検定法におけるいもち病菌の伸展度に及ぼす気象の影響の統計的解析
太田恵二・島田慶世・佐藤伸男・鷲尾貞夫
15

冷水潅漑で多発するいもち病に対しての粒剤または散布剤の使用時期・回数と防除効果
鈴木穂積・藤田佳克
18

冷水潅漑における葉いもちの発生の推移ならびに程度と穂いもち発生程度との関係
鈴木穂積・藤田佳克
21

とりで1号をおかすイネいもち病菌の病原力の菌株間差異
岩野正敬・浅賀宏一
24

1983年に秋田県南部地方の1筆内水田に分布していたイネいもち病菌のレース
岩野正敬・浅賀宏一
27

栽培品種の真性抵抗性遺伝子型が単純な地域におけるイネいもち病菌のレース分布
岩野正敬・浅賀宏一・井上 敞・本蔵良三
29

いもち病航空防除における薬剤飛散状況について
築地邦晃・小澤龍生
32

福島県下でみられたイネばか苗病菌のベノミル剤耐性について
松本和夫・橋本 晃・安達忠衛
34

紅変米に関する研究 T.感染時期ならびに感染に及ぼす低温の影響
田中文夫・土屋貞夫
37

Helminthosporium属菌(Exserohilum sp.)による水稲葉のニセイモチ症状(予報)
本蔵良三・井上 敞・及川俊雄
40

トウモロコシさび病菌の中間寄主カタバミ類に対する接種試験
原田幸雄
41

ダイズ紫斑病の種子消毒試験に関する一方法
高橋 徹
43

山形県におけるダイズ黒根腐病の発生実態と2、3の知見
東海林久雄・竹田富一・荒垣憲一・三浦春夫
46

岩手県におけるダイズわい化病の発生分布と防除効果
小川勝美・鈴木敏男・武田真一
50

Cylindorocladium属3菌に対する各種薬剤の菌糸伸長抑制効果
竹田富一・鬼木正臣・鈴井孝仁
53

青森県におけるトマト環紋葉枯病の伝染源について
杉山 悟・野呂俊一・松中謙次郎
56

リンゴ黒星病防除剤の開花中散布が結実およびサビ果発生に及ぼす影響
藤田孝二・松中謙次郎・瀬川一衛
59

リンゴ黒星病の防除法(1)発病阻止効果を有する数種薬剤
中沢憲夫・斉藤 彰・福島千万男
62

リンゴ輪紋病に関する研究 2.罹病枝からの柄胞子の飛散について
林 重昭・落合政文
65

リンゴ銀葉病に関する研究(2)接種樹における発病と菌糸の伸展 その2
忠 英一・中沢憲夫・福島千万男
68

被害予測を前提にしたニカメイガ第2世代防除薬剤の探索
鶴田良助
70

1983年に宮城県で多発したセジロウンカとコブノメイガについて
高野俊昭・藤崎祐一郎・阿部寛二・佐藤智美
72

秋田県におけるセジロウンカ個体群密度の季節的推移
飯富暁康・土橋 茂・佐藤幸夫
75

青森県におけるヒメトビウンカの周年経過
村井智子・藤田正男・阿部信夫・荒谷悦務・木村利幸・藤村建彦
79

ジメトエート粒剤の稲体、土壌およびかんがい水中における動態とイネカラバエに対する防除効果
今野俊子・東海林久雄・斎藤 隆
82

イネミズゾウムシの防除法の確立 第1報 青森県における初発生並びにその発生実態について
荒井茂充・佐藤 保・阿部信夫・村井智子・藤田謙三・藤村建彦
85

宮城県におけるイネミズゾウムシの発生消長について
佐藤智美・阿部寛二・藤崎祐一郎・高野俊昭
89

山形県におけるイネミズゾウムシの発生経過
斎藤 隆・庄司 敬・遠藤秀一
91

山形県庄内地方におけるイネミズゾウムシの発生
金子勝廣・石黒清秀・谷口恵之助・冨樫義弘・布施 寛
94

積雪地帯におけるイネミズゾウムシ越冬成虫の生存率
庄司 敬・江口憲雄・斎藤 隆・遠藤秀一
97

イネミズゾウムシの産卵消長ならびに幼虫、土まゆの発生経過
鈴木敏男・小林森巳
100

イネミズゾウムシに対する育苗箱施用剤の効果ならびに粒剤の水面施用時期
小林森巳・鈴木敏男
103

フタスジヒメハムシの被害と防除 U
佐藤政太郎・布施 寛
106

秋田県におけるダイズ害虫の発生実態
佐藤正彦・鶴田良助
110

ジャガイモヒゲナガアブラムシの萌芽期ジャガイモ畑への侵入、分布および移動
鳥倉英徳
115

シラフヒョウタンゾウムシによる農作物の被害について
秋山安義・鳥倉英徳
122

亜高山帯下部におけるシロモンヤガの成虫出現時期及び定着の可能性
奥 俊夫
126

福島県におけるコナガの数種薬剤に対する感受性の実態
大沢守一・遠山芳弘・斎藤 満
129

キスジノミハムシの寄主選好
天野和宏
132

タマネギの新害虫スギキタヨトウの生態
斉藤 修
136

モモシンクイガのパラフィン紙産下卵を用いた殺卵試験
川嶋浩三・山田雅輝
138

青森県津軽地域におけるアブラゼミによるリンゴ吸汁害の発生について
会津博作・関田徳雄・山田雅輝
140

蛍光管4種による誘蛾と誘引された主要害虫の性質
平井一男
144

イネ科牧草を加害するギンブチツトガの生態について
鳥倉英徳
147

アカマエヤガの越夏場所
奥 俊夫・大平喜男
152

アワヨトウの寄生蜂カリヤサムライコバチの寄生状況
平井一男
154

ツメクサタコゾウムシの寄主選好(予報)
河原 淳・坂本与一
157

コスジメクラアブにおける腹背斑紋の変異性と無吸血産卵性
早川博文
160

放牧牛の日周行動形態に及ぼすアブ類寄生の影響
早川博文・高橋久男・菊地武昭
162

北海道渡島半島南部地域における採集アブ類
早川博文・稲岡 徹・山口勝幸・長島義介
165

炭酸ガスカヤトラップ法によるアブ類の周年及び日周活動消長調査
天野和宏
168

ブユ類成虫の周年及び日周活動消長に影響を与える気象要因
天野和宏
172

水田転換畑における線虫の伝搬と増殖
高倉重義
176

キタネコブセンチュウの寄生に対するクローバー類の品種間差異
高倉重義
180

地上少量散布における噴霧液の粒度分布と漂流飛散性
堀口治夫・村井敏信
182

講演要旨

ダイズ子実の白色菌糸着生粒の発生に及ぼす2、3の要因
及川俊雄・本蔵良三・藤崎祐一郎・井上 敞
184

ユウガオ台スイカ急性萎ちょう病における穂木スイカの品種間差
桑田博隆・島田慶世・鷲尾貞夫
184

福島県におけるキュウリ黄化病の発生実態について
遠藤忠光・平子喜一・長谷川一朗・岩崎幹彦・佐々木正剛・佐藤清丸・堀下和良
185

ナガイモのウィルスフリー株の暴露時期とヤマノイモえそモザイク病の発現
庭田英子・石谷正博・松中謙次郎
185

紫紋羽病防除剤(液剤)の簡易効果判定法について
佐久間勉
186

リンゴ黒星病偽子のう殻形成に関する一観察
水野 昇
186

リンゴ斑点落葉病葉上病斑に形成された分生子の病原性について
宮川久義・佐久間勉
187

Malus scheideckeri Zabelによるリンゴ潜在ウイルスの保毒実態調査
町田郁夫・斉藤 彰・福島千万男・田中弥平
187

北海道・東北地方に発生しているオーチャードグラスのモザイク病について
根本正康・御子柴義郎・五味唯孝
188

イネミズゾウムシの防除法の確立 第2報 成虫に対する粉剤の茎葉散布の効果について
荒谷悦務・藤田謙三・藤村建彦・木村利幸
188

越冬後のマメシンクイガ老熟幼虫の発育に及ぼす光周期の影響
石谷正博・佐藤信雄
189

盛岡市近郊におけるホソヘリカメムシの発生消長 1983年の東北農試ダイズ圃場における発生消長
本多健一郎
189

切葉試験によるダイズ食葉性害虫の被害解析
筒井 等・本間健平・後藤千枝
190

マメシンクイガの発蛾に関する研究 1.発蛾に及ぼす降水量と気温
平井一男
190

飼育条件によるシロモンヤガ幼虫の耐凍性獲得率の変化について
後藤千枝
191

ヨトウガの発生生態に関する研究 1.第1世代蛹の休眠率及び休眠型について
木村利幸・荒谷悦務・藤村建彦
191

ミダレカクモンハマキの産卵能力及び個体別産卵消長
大平喜男
192

気象変動に伴うモモシンクイガ発生型の年次変動(1)1化型優占地帯における変動
田中英樹・阿部武美・千葉武勝
192

気象変動に伴うモモシンクイガ発生型の年次変動(2)1化型、2化型混発地帯における変動
飯村茂之・及川良直・千葉武勝
193

ピレスロイド系殺虫剤フェンバレレートMEP水和剤のリンゴ主要害虫に対する防除効果
千葉武勝
193