北日本病害虫研究会 --- The Society of Plant Protection of North Japan
北日本病害虫研究会報 目次

第20号(1969)目次


特別寄稿

北日本病害虫研究会会報20号発刊にあたって
徳永芳雄
1

特別講演

これからの稲作研究
田中 稔
3

昆虫のフェロモン ―害虫防除への可能性―
湯嶋 健
10

短報

病害の部

秋田県におけるもみ枯細菌病の発生
福田兼四郎
20

いもち病菌の寄主体侵入の条件 1
小林次郎
21

いもち病防除薬剤散布稲のいもち病抵抗性
千葉末作・千葉順逸・島田慶世・香川 寛・中川原孝
22

非水銀剤の耐雨性について,とくに散布後の経過時間と葉いもち病防除効果
渡部 茂・小川勝美
23

キタジンP粒剤の水面施用によるいもち病防除効果
加藤公光・橋本 晃・平野喜代人
24

イネ小黒菌核病の発病部位に関する新知見
茨木忠雄
25

酒田市広野地区に集団発生した稲馬鹿苗病について種子俵による感染の可能性
井沢隆一・柴橋輝夫・小島次夫・伊藤 弘
26

後期追肥と病害虫 第2報 紋枯病について
東海林久雄・三浦春夫・柴橋輝夫
27

イネ紋枯病の薬剤散布による罹病程度の推移と収量に及ぼす影響について
三浦喜夫・斉 件男・松岡徳道・佐藤重助・加藤直義・伏見敬四郎・東海林修
28

スイスイダスターによる紋枯病とニカメイチュウ2世代の防除
渡辺忻悦・小山重郎
29

病害虫防除作業の省力化に関する研究 8 微量散布による穂いもち病防除効果および作業能率
大森秀雄・大矢剛毅・渡部 茂・小川勝美
30

畑苗代における水稲苗の連作障害について (1) 数種薬剤による防除効果
千葉末作・千葉順逸・島田慶世・香川 寛
31

北海道における尻黒米(黒蝕米)の分布
谷井昭夫・馬場徹代
32

コンニャク根腐れ株から検出される藻菌類の病原性
徳永友三
33

採集地を異にするトウモロコシ煤紋病菌株の培養的性質ならびに病原性
君ケ袋尚志・津田保昭
34

テンサイ褐斑病の発病とテンサイ頸葉を材料とした堆厩肥との関係
成沢信吉・鈴木秀昭
35

ジャガイモ疫病発生程度別面積調査の調査方法の検討 2
赤井 純・坪木和男
36

ウリ類つる割病の土壤検診法について
小沢龍生
37

Erwinia carotovora(Jonsen)HOLLANDに関する研究 第29報 ハクサイ主根周辺土壤中における病原細菌の動態(9)
浜田正実・木村俊夫
38

インゲンかさ枯病Pseudomonas phaseolicola(Burkholder)DOWSONに対するインゲン品種,アズキ,ダイズ接種反応
谷井昭夫・高桑 亮
39

インゲンかさ枯病に対するインゲンの品種間発病差異
真野 豊・青田盾彦
40

北海道におけるテンサイ斑点細菌病について
阿部秀夫・馬場徹代
41

北海道北見地方におけるサトウダイコン斑点細菌病の発生について
青田盾彦・真野 豊
42

東北地方におけるダイズの各種病害粒発生調査ならびに褐斑粒から分離されたウイルス
高橋幸吉・津田保昭
43

1968年の北海道におけるダイズウイルス病発生状況
高橋幸吉・津田保昭
44

ホップ灰色かび病の防除時期について
佐藤昭美
45

ハッカ葉黒ぐされの防除について
真野 豊・大槌勝彦
46

PCP尿素の土壤施用によるアスパラガス紫紋羽病蔓延防止効果
鈴井孝仁
47

タバコに吊腐れを起こす病原菌に対するくん煙剤の効果
千葉信一・魚住哲郎
48

イチゴ立枯症状の発生実態調査
神林哲男
49

リンゴ黒星病に関する調査 Y.子のう胞子の飛散
西田 勉
50

リンゴ黒星病に関する調査 Z.越冬枝条病斑の消長
西田 勉
51

リンゴ黒星病に関する調査 [.防除時期の問題点
西田 勉
52

リンゴ黒星病に関する調査 \.薬剤の防除効果(1)
西田 勉
53

リンゴ黒星病の本州における初発生について
関沢 博・平良木武
54

青森県(津軽地区)における斑点落葉病の発生実態について
大友義視・中田良一・福島千万男・工藤祐基
55

りんご腐らん病に関する研究 1.侵入門戸について
平良木武
56

りんご炭そ病の感染時期について
工藤哲男
57

モノックスの散布時期および回数と果実の品質との関係
瀬川一衛・松中謙次郎・山田 隆・工藤祐基
58

りんご葉の光合成に及ぼす散布薬剤の影響
松中謙次郎
59

イルジンの2,3植物の病原菌類に対する抗菌作用
照井陸奥生・原田幸雄・堀津圭佑
60

モモ灰星病に関する研究(9)福島県に発生する核果類の灰星病菌について
落合政文
61

モモ灰星病に関する研究(10)子実体の発生とその形態について
落合政文
62

モモ灰星病に関する研究(11)病原菌の越冬について
落合政文
63

虫害の部

予察灯によるニカメイガ調査の問題点
布施 寛
64

ニカメイチュウによる水稲の被害
布施 寛・武田憲雄・佐藤政太郎
65

1回発生型ニカメイチュウの発生生態について 第1報 食入時期と幼虫の発育速度および被害推移との関係
藤田謙三・土岐昭男
66

1回発生型ニカメイチュウの発生生態について 第2報 日長の季節的増減と幼虫の発生および日長の越冬幼虫に対する影響
藤田謙三・土岐昭男
67

盛岡市近郊における1回発生型ニカメイチュウの被害について
千葉静夫・民部田信一・大矢剛毅
68

ニカメイチュウに対する殺虫剤原体溶液の微量散布
岸野賢一
69

1回発生型ニカメイチュウの防除に関する試験
遠藤 正
70

1回発生型ニカメイチュウと穂いもちの同時防除
三浦喜夫・熊谷誠司・伊藤春男・五十嵐良造・船迫勝男・斉 伴男
71

イネカラバエに対するジメトエート,メカルバム粒剤の防除効果について
腰原達雄
72

イネドロオイムシの防除に関する研究 第5報 北海道北部(上川地方)におけるBHC抵抗性イネドロオイムシの分布について
井上 寿・奥山七郎
73

イネドロオイムシの防除に関する研究 第6報 BHC抵抗性および感受性系統間の交雑F1のBHCに対する抵抗力
奥山七郎・井上 寿
74

イネドロオイムシの防除に関する研究 第7報 卵によるBHC抵抗性の簡易検定法について
奥山七郎・井上 寿
75

イネドロオイムシの防除に関する研究 第8報 北海道北部(上川地方)におけるBHC抵抗性個体群の出現についての一考察
井上 寿・奥山七郎
76

フタオビコヤガの天敵について
佐藤靖男
77

青森県におけるウンカ類の発生動向
堀内辰悦
78

昭和43年岩手県沿岸地方で異常発生したトビイロウンカについて
吉田一衛・長谷川勉
79

水稲に発生加害がみられたチャイロナガカメムシNeolethaeus dallasi SEOTTについて
大矢剛毅・沢田行一
80

イナゴの盛衰
友永 富
81

牧草鋤込とタネバエ被害発生との関係について
佐藤 謙
82

北海道各地域の馬鈴薯アブラムシの発生消長についての一考察
梶野洋一・手塚 浩
83

馬鈴薯アブラムシの有翅型の出現要因について T 有翅型出現に及ぼす飼育密度の影響
梶野洋一・手塚 浩
84

馬鈴薯アブラムシの有翅型の出現要因について U有翅型出現に及ぼす老熟葉の影響
梶野洋一・手塚 浩
85

エゾアオカメムシの生態に関する調査 第1報 産卵選択について
春木 保
86

北海道南部(渡島地方)の鱗翅目種類
春木 保
87

アメリカシロヒトリの発生経過について
遠藤秀一・安部義一
88

ハスモンヨトウ初発生の記録
小山重郎
89

ヨトウガの寄生蜂の寄生率と寄生密度の関係(予報)
奥 俊夫
90

タマナヤガおよびカブラヤガ幼虫の発育と温度,日長との関係
長谷川勉・千葉武勝
91

タマナヤガ幼虫の発育におよぼす食餌植物の影響
千葉武勝・長谷川勉
92

ネキリムシに対するDEP粒剤の防除効果
富岡 暢
93

殺虫剤の土壤施用による畑作害虫の防除 第2報 苗床におけるタマネギバエに対する防除効果
藤田謙三・土岐昭男
94

岩手県地方における家畜吸血昆虫の発生実態 1 放牧牛を襲うアブの種類と発生消長
長谷川勉
95

野鼠の省力防除試験
東海林修・佐々木千新
96

モモシンクイガの発生生態に関する調査(1)卵から成虫羽化までの所要期間について
鈴木政史・熊倉正昭
97

ミダレカクモンハマキ越冬卵のふ化と湿度の影響について
小高 登
98

リンゴのコカクモンハマキとチャのコカクモンハマキ(第2報)
本間健平
99

コスカシバの代替飼料による飼育について
柳沼 薫・熊倉正昭
100

青森県におけるクワコナカイガラムシ寄生蜂数種の第1回成虫羽化期について
津川 力・山田雅輝・白崎将瑛・小山信行・関田徳雄
101

クワシロカイガラムシの生態に関する研究(1)幼虫,蛹,産卵前成虫の発育所要期間
柳沼 薫・熊倉正昭
102

ナミハダニの生態について 1 形態別発育所要期間
引地直至
103

北海道におけるリンゴの害虫としてのカンザワハダニに関する一考察
小高 登
104

北海道におけるクローバハダニの生態に関する一知見
今林俊一
105

トドマツノハダニOligonychs ununguis(JACOBI)の生態に関する研究 第1報 くり園における品種別発生消長
小林森己
106

トドマツノハダニの生態に関する研究 第2報 クリ樹における越冬卵に関する調査
小林森己
107

クロタラリアおよびマリーゴールドのキタネコブセンチュウに対する影響
湯原 巌
108

土壤水分含量とダイズシストセンチュウのシスト内卵,幼虫数の推移
葭原敏夫
109

無寄生状態におけるダイズシストセンチュウ幼虫の生存期間について
堤 正明
110

北海道のリンゴ園におけるネグサレセンチュウの種類と苗木の被害
山田英一
111

リンゴ樹における線虫害について 4 ネグサレセンチュウ寄生樹根系の症状と収量
鷲尾貞夫・豊川菊祐
112

イチゴの線虫に対する数種浸透性殺虫剤の効果
稲垣春郎
113

タネバエに関する連絡試験成績

殺虫剤の土壤施用による畑作害虫の防除 第1報 大豆のタネバエに対する防除効果
藤田謙三・土岐昭男
114

タネバエに対する有機塩素剤の効果減退と有効薬剤に関する試験
長谷川勉・千葉武勝
115

数種殺虫剤のタネバエ防除効果について
小林 尚・奥 俊夫・前田泰生
116

タマネギのタネバエ防除試験
伊藤春男・五十嵐良造
117

タネバエの防除について
渡辺忻悦
118

有機燐剤によるタネバエの防除
遠藤秀一・安部義一
119

タネバエ防除薬剤の効果に関する連絡試験総括
桜井 清・小林 尚
120

原著論文

キュウリモザイクウイルスに対するキュウリ品種の感受性について
三沢正生・佐藤 威
122

ニンジン円板法による軟腐病菌の検出・培養温度について
富樫二郎・坂本正幸
138

青森県におけるニカメイチュウの発生消長と被害の動向
藤田謙三・土岐昭夫
148

岩手県におけるニカメイチュウの発生動向
大矢剛毅
157

昭和43年度宮城県におけるトビイロウンカの異常多発生 第1報 発生分布と被害の解析ならびにその対策
伊藤春男・五十嵐良造・船迫勝男・斉 伴男・安住喜代志
166

昭和43年度宮城県におけるトビイロウンカの異常多発生 第2報 発生要因としての気象解析
千葉文一・日野義一・宮本硬一
174

東北地方のツマグロヨコバイの発育と温度との関係
腰原達雄・河部 暹
181

庄内地方におけるハスモンヨトウ 第1報 分布と被害
布施 寛
188

本会記事